賃貸物件でフローリングにカビが生えた時の対処法
賃貸物件にお住まいの皆様。
新居へのお引っ越しが決まって、家具を退けたらフローリングにカビが、なんてことはございませんか?
汚れがひどいせいで退去費用が発生してしまったら困ります。
そこで、フローリングにカビが生えてしまった際の対処法をご紹介します。
賃貸住宅で発生したフローリングのカビは掃除で取り除こう
賃貸物件を退去する際のフローリングの掃除方法をご紹介します。
①フローリングを濡れた布で拭き取る
まずはじめに、中性洗剤を含ませた濡れた布で拭き取ります。
これで満足すると、栄養を与えるだけになってしまうため注意してください。
掃除機で吸い上げるのもNGです。
②溝のカビを取る
フローリングの板の間(溝)に溜まっている場合は爪楊枝や歯ブラシを使って擦り出します。
この作業をすることで再発防止に繋がります。
③アルコールや消毒用スプレーを吹きかける
目に見えない小さなよごれまで除去するため、80%に希釈したアルコールや消毒スプレーをまんべんなく少量ずつ吹きかけます。
大量に吹きかけると変色の恐れがあるためです。
④フローリングを乾拭きする
先ほどスプレーしたところを新しい雑巾で乾拭きしていきます。
汚れた雑巾で拭くと、別の菌が付着する可能性があるためです。
また、作業の前には必ず窓を開けて換気してください。
フローリングのカビは賃貸物件の退去費用に影響するのか
もし、賃貸物件のフローリングに生えたカビをそのまま放置したら、退去費用に影響するのはどんな場合でしょう。
賃貸物件の場合、経年劣化や通常消耗の費用が家賃に含まれるため、入居前から生えていたカビに関しては退去費用の対象ではありませんし、対策を徹底していた場合も同様です。
仮に、退去費用を請求されたとしても入居前からのシミだったことや、対策をしていたことを伝えれば問題ないでしょう。
ただし、カビ対策を怠ったり飲み物をこぼしてできたカビに関しては、退去費用の対象ですので注意が必要です。
カビ掃除などで賃貸物件のフローリングや壁が傷ついた際の対処法
賃貸物件で、掃除の際に付いてしまった傷はどうすれば良いのでしょうか。
フローリングについた傷やへこみも、小さなものであれば自分で修復可能です。
「傷消しクレヨン」を100円均一のお店やホームセンターなどで購入し、傷跡を隠してしまいましょう。
クレヨンを削ってライターなどで溶かした「傷消しクレヨン」を傷に埋め込むことで、えぐれた傷の補修もできます。
クレヨンが固まったことを確認後、水に濡らした雑巾やティッシュで拭き取りましょう。
壁や床にへこみが見られたら、水で濡らした後、布を当ててアイロンをかけます。
すると、水分で膨張してへこみが元に戻ることも。
自力で原状回復に努め、退出補償額を減らしましょう。
まとめ
賃貸物件では、入居中の傷や汚れが退去費用に関わってくる場合があります。
今回は、賃貸物件でフローリングにカビが生えてしまった際の対処法をご紹介しました。
退去費用の発生を未然に防ぐ方法があること、すべてが入居者の補償責任ではないことを知っておけば、引っ越しの際に役立ちます。
退去の際の出費を最小限に抑えて、新居での生活に備えていただければ幸いです。
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