賃貸物件を探す際に、エアコンの有無をポイントにしている人も多いでしょう。
せっかく条件に合う部屋が見つかっても、「エアコンが無い」という理由でその部屋を諦めてしまう前に、エアコンを設置する方法について考えてみるべきです。
今回は、賃貸物件にエアコンを設置する方法や、エアコン無しで夏や冬を乗り切る方法についてご紹介します。
エアコン無しの賃貸物件にエアコンを設置するには？
エアコンが無い物件でも設置できる可能性はあるため、諦める前に確認してみましょう。
賃貸物件なので自分で勝手に取り付けることはできませんが、大家さんに交渉すれば設置してくれるケースも珍しくありません。
物件の管理者としては空室を出すことは避けたいため、「エアコンがあるなら入居したい」という旨を伝えれば、考えてもらえるケースは意外と多いのです。
また、自分で取り付け工事を手配することを条件に、設置を許可してもらえる場合もあります。
エアコンを設置するには、壁にダクト用の穴を開ける必要があるため、許可が必要です。
くれぐれも、許可なく勝手に工事を手配しないようにしてください。
ただし、自分でエアコンを取り付ける場合は、5万円～10万円程度の費用がかかります。
その物件に長く住む予定がなければもったいないことになってしまうため、慎重に検討しましょう。
エアコン無しの賃貸物件で夏や冬を乗り切る方法
たとえエアコン無しの物件でも、工夫しだいで夏や冬を快適に過ごすことは可能です。
「エアコンが無いという条件以外は申し分ない」という物件に巡り合い、エアコンの設置を許可してもらえなかった場合は、試してみるとよいでしょう。
たとえば、夏は扇風機や冷風機で暑さをしのぎ、夜は冷感寝具を使うのがおすすめです。
また、賃貸物件にも簡単に取り付けられる窓用エアコンを購入する方法もあります。
冬はストーブやヒーターなどの暖房器具のほか、コタツやホットカーペットなどを使って部屋を暖めるとよいでしょう。
窓から冷気が入ってくるのを防ぐために、遮熱シートを貼ったり、厚手のカーテンに取り換えたりする方法も試してみてください。
このように、エアコン以外の対策で夏や冬を乗り切る方法はいろいろとあるので、エアコンの有無だけで物件を選ぶのはおすすめできません。
まとめ
「住みたい」と思った賃貸物件にエアコンが無い場合は、エアコンを設置することが可能ではないかを確認してみるとよいでしょう。
もし設置できない場合でも、夏や冬を乗り切るための対策があれば、エアコンが無くても快適に暮らせる可能性はあります。
自分に合った効果的な対策を考えてみてください。
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