楽器可の賃貸はどこまでOK?物件タイプの特徴をおさえよう
楽器の演奏を禁止している賃貸物件はたくさんあります。
足音やドアの開閉音、テレビやオーディオの音でもクレームになることは多々あります。
しかし楽器が趣味の人にとって、部屋で練習をできないのはストレスです。
そこで候補になるのは楽器可の賃貸物件でしょう。
ここでは楽器可の物件タイプの特徴や、選ぶときの注意点などを紹介します。
楽器可の賃貸物件はどこまでOK?物件タイプの特徴をおさえよう
楽器可の部屋だからといって、無条件にいつでも楽器を楽しめるわけではありません。
たとえば、「楽器防音」の部屋であれば、防音対策がしっかりしているのでいつでも自由に楽器を鳴らしても大丈夫です。
「楽器遮音」の部屋であれば、防音対策はしているけれども、時間帯や楽器の種類によっては演奏できない場合があります。
さらに、「楽器可」になると、防音対策はしているけれども「常識の範囲内で周りの迷惑にならないように演奏をしても良い」ということになります。
なかには楽器可と表記されていても、防音対策がされていない部屋もあるので、見に行ったときには必ず不動産屋さんに確認するようにしましょう。
楽器可の賃貸はどこまでならOK?物件タイプと注意点
それでは、楽器可の部屋だったらどんな種類の楽器の演奏ができるのでしょうか。
一般的に、楽器可であれば、ピアノや歌うくらいであればOKとしているところが多いです。
しかしオーナーによっても考え方が異なるので、どこまでなら大丈夫と一概に言うことはできません。
部屋の情報欄に演奏できる楽器の種類についても書かれているので、それを参考にしましょう。
また、建物の構造も確認しましょう。
たとえば、鉄筋コンクリートの物件は防音性が高いとされています。
さらに、部屋のなかで手をたたいたり、声を出したりして反響すれば、音が外に漏れていないことになるので防音性も高いことになります。
窓も確認しましょう。
ペアガラスや多層構造ガラスのほうが、普通のガラスに比べて防音性が高いです。
しかし、これだけ注意をして部屋を選んだとしても近隣の部屋から楽器の音がうるさいとクレームが来たという話はたくさんあります。
対策として、防音カーテンや防音シートを設置したり壁側に背の高い家具を置いたりして周りに音が届きにくいような工夫もできます。
またサイレンサーなど音を小さくできるアイテムを使うなどして、周りに住んでいる人への気遣いはどうしても必要です。
また、忘れがちですがよく注意したいのが、楽器可の物件だからといって周りの人も楽器が好きとは限らない点です。
楽器を演奏しないのにどうして楽器可の部屋に住んでいるのかと思っても、その人にとっては別の理由で住んだ部屋が、たまたま楽器可だったことも考えられます。
もし、周りに気を遣わずのびのび演奏を楽しみたいのであれば、少し費用が高くなっても防音や遮音の物件を選ぶほうが良いでしょう。
まとめ
ここまで楽器可の物件の特徴を見てきました。
楽器可だからといって、いつでも演奏できるわけではありませんし、どこまで演奏できるかも物件によって変わります。
部屋を探すときには、希望の楽器なども不動産屋さんに伝えておくのがおすすめです。
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