地方では人口減少が深刻な問題になっています。
大学への進学や就職を機に、都心に出る若者は少なくありません。
そんな状況に歯止めをかけるべく、山形市では産学官連携で「中心市街地活性化事業」に取り組んでいます。
今回は、ゾーニング計画やエリアリノベーションなど、山形市の中心市街地活性化の取り組みについてご紹介します。
「ゾーニング計画」をもとに市街地活性化を図る山形市
山形市ではエリアごとにテーマを明確に分けて、市街地活性化を図る「ゾーニング計画」を実行しています。
観光情報発信推進ゾーンや商業強化・居住推進ゾーン、リノベーション強化ゾーン、オフィス誘致・商業強化ゾーン、医療福祉・居住・子育て推進ゾーン、歴史・文化推進ゾーンなどがあります。
テーマと対象エリアを明確にし、エリアマネジメントの考えを取り入れた施策を行っています。
また、中心市街地の活性化を図ると同時に、若者が大学卒業後も山形市で暮らしてくれるよう、「若者の街」としての街づくりにも積極的に取り組んでいます。
山形市では2014年頃からすでに、若者による空き家活用など自主的な活性化活動が始まっており、今後が期待されています。
山形市の街全体を「エリアリノベーション」で活性化
古い建物の魅力を活かしながら、元よりもさらに魅力的な状態にするという意味で使用される「リノベーション」。
それを、1つの建物だけでなく、複数の建物をリノベーションすることで街全体を生まれ変わらせる取り組みが「エリアリノベーション」です。
山形市では、このエリアリノベーションにも力を入れており、中心市街地活性化につなげる取り組みを行っています。
また、空き家をリノベーションすることで、近年問題になっている空き家を減らす働きもあります。
山形市では、県や大学と提携してエリアリノベーションを行い、中心街に「新しい学生の街」をつくる取り組みを行っています。
その一環が、山形市内に点在する空き家店舗を、山形県住宅供給公社が賃貸物件として管理する「準学生寮」にリノベーションするプロジェクトです。
県外から山形へ通学する学生が多い中、山形市内で暮らしたいと思ってもらえるような魅力的な街づくりに励んでいます。
まとめ
地方都市での市街地空洞化が進んでいる中、若者の力も取り入れて新しい街へと生まれ変わっている山形市。
そんなアクティブな街で、変化を楽しみながら暮らすのも素敵ですね。
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