杉を使った無垢材の手入れ方法は?ワックス塗りや修復をしてみよう

マイホームを建てる際には、使用するフローリングの材質を選択することになりますが、近年の流行として無垢材のフローリングが多く選ばれています。

 

今回は、そんな無垢材のフローリングのなかでも、杉を使った無垢材のフローリングについて、手入れの方法と修復の方法をご説明していきます。


無垢材


杉を使った無垢材をワックス塗りで手入れするには?


杉に限らず、無垢材についてはその木の質感や調湿作用、ぬくもりなど、多くのメリットがあります。

 

一方で、傷がつきやすく、水に弱いというデメリットがあるため、長く利用するためには手入れはしっかりと行わなければなりません。

 

フローリング材のメンテナンスとしてはワックス塗りが一般的ですが、無垢材の場合にはその材質をいかすために、ワックス塗りはされず、代わりにオイルや蜜蝋などの浸透性塗料で仕上げることが多いです。

 

そのため、無垢材の手入れの際には、これらの自然素材の再塗装か、自然素材を利用したワックスなどを用いる必要があります。

 

たとえば、無垢材の保護には蜜蝋ワックスなどが最適で、水滴などを弾いてくれます。

 

通常のワックスのように、一度に広い面積を塗って乾燥させる必要がなく、年に1回程度もしくは季節に合わせて2回の塗装で問題ありません。

 

水回りや人通りが多くワックスが剥がれやすい場所は、なるべくこまめなワックスがけが必要となる場合があります

 

目安は無垢材が水滴を弾かなくなったら、ワックスが剥がれていると判断してよいでしょう。

 

蜜蝋ワックスの塗り方は、布やスポンジにつけて、なるべく木目に沿って塗り込み、数時間ほど乾燥させるだけでよく、誰でも簡単に作業することができます。

 

杉を使った無垢材はどんな手入れ方法で修復できるの?


もし、無垢材のフローリングに傷がついた場合はどうしたらよいのでしょうか。

 

特に杉の無垢材は柔らかいため、傷がつきやすい材質ともいえるのです。

 

そんな時には、傷の場所に濡れ雑巾を置くか、水分をしみこませてからアイロンをかけるという修復方法があります。

 

無垢材は吸水能力が高いため、水を吸って膨張するのを利用して、ある程度のへこみならば、修復が可能です。

 

しかし、木の繊維が断裂していたり、傷が長い場合にはこの方法では対処が十分とはいえません。

 

やすりや研磨機で表面を削る必要が、出てくるでしょう。

 

リビングなどで椅子を使う場合には、ひっかき傷ができやすくなりますので、足にフェルト素材のシートを貼るなど、あらかじめの予防も重要といえるでしょう。


まとめ


杉などの無垢材の手入れや傷の修復については、蜜蝋ワックスなどを用いて自分自身で対処できることもあります。

 

杉という材質が持つぬくもりや心地よさは、その一方で傷が付きやすい面もあることを十分に理解した上で、ある程度の予防策などを講じるようにしましょう。


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