山形市でマンションを借りたい! オートロックのセキュリティは必要?
山形県は全国の犯罪発生ランキングでも下位であり、安全な都道府県といえます。
しかし、山形駅周辺が含まれる山形市については人口も多く繁華街もあるため、山形市で賃貸マンションを借りる際にはセキュリティにも注意すべきでしょう。
今回は、賃貸マンションの代表的なセキュリティシステムであるオートロック付について、そのメリットとデメリットをまとめてみました。
山形市でマンションを借りたい! セキュリティ面でのオートロックのメリット
まず、オートロックとは、その名のとおり自動的に施錠されるセキュリティシステムですが、賃貸マンションにおいては共有玄関に設置されているのが一般的です。
オートロックには、集合キー式、暗証番号式、カードリーダー式、ICカード式、リモコン式、指紋認証式など多くの種類がありますが、ごく一般的なオートロックは集合キー式でしょう。
集合キー式では、共有玄関の入り口付近にテンキーと鍵穴の付いた盤面が設置されており、マンションの部屋を開けられる鍵を差し込むと開くような仕組みになっています。
来訪者はテンキーで部屋番号を押して部屋の人を呼び出すことになるため、不審者の侵入を防ぐことができるのが大きなメリットです。
また防犯カメラが付いているタイプでは、部屋への呼び出しに応答する際に顔を確認できるため、さらに安心といえるでしょう。
そして、何よりも大きなメリットは、セールスや勧誘のお断りが可能な点です。
オートロックではないマンションでは、管理人が常駐して出入りを管理していない限り、セールスマンは部屋の前まで自由に出入りできますが、オートロックの場合は共有玄関までしか入ることができません。
インターホンを鳴らしてセールスをされることはあったとしても、防犯カメラの相乗効果もあり、しつこい勧誘はできないといえるでしょう。
山形市でマンションを借りたい! セキュリティ面でのオートロックのデメリット
一方で、オートロックにもデメリットが存在します。
まず、オートロックを導入することで日頃の管理やメンテナンスに継続的なコストがかかるため、賃料が割高になっていることがデメリットといえるでしょう。
また、オートロックが付いていることで安心し、防犯意識の低下につながることもデメリットです。
オートロックは、決して完璧なセキュリティというわけではありません。
マンションの住人の出入りに紛れて侵入することも不可能ではありませんし、賃貸マンションには必ず非常用の階段が設置されているため、その部分の防犯対策が甘ければ、オートロックも無意味なものとなってしまうのです。
まとめ
人口の多い山形市で賃貸マンションを借りる場合、オートロック付きのマンションを選ぶことで、セキュリティ対策やセールス対策になります。
しかし、オートロックが付いていることに安心せず、日頃からセキュリティに対して高い意識を持ち、自分自身を守れるように心がけましょう。