今回は賃貸を検討・居住している方向けに、壁紙を変えたいときはどうしたらよいかご紹介していきます。
賃貸だけど壁紙を変えたい!原状回復義務とは?
賃貸では原状回復義務があるので、壁紙を変える際は退室時に費用負担をするか、自分で回復できるDIYを探すかの2択があります。
まずは、原状回復義務の概要から見ていきましょう。
原状回復義務とは、部屋を使用して発生した建物の価値の減少のうち、故意や過失による損耗を復旧することです。
賃貸人にはこの義務がありますので、クロスの張り替えが必要になると、多額の補修費用を負担しなければならない場合があります。
クロスは原則㎡単位が補修の対象範囲で、傷をつけた一面分の負担が合理的とされていますが、居室全体に変色や臭いが付着している場合は居室全体となります。
一部の張り替えや、範囲が狭ければ数千円で済みますが、デザイン性の高いクロスが使用されていたり、全体の張り替えをしたりすると、数万円かかることも想定されます。
<賃貸でも壁紙を変えたい!回復できるDIYとは>
賃貸でクロスを傷つけずにDIYをするには、回復できる方法を選ぶようにすると、退去時に高額な出費をせずに済みます。
例えば、貼ってはがせるシールタイプを利用する方法です。
最近では広い面積の壁を張り替えるシールや、キッチンの一部だけをおしゃれに見せるタイルシールなども販売されています。
また専用のはがし液を利用するなど、はがす際に元の壁を傷めないようにする工夫も必要です。
賃貸だけど壁紙を変えたい!DIYするにはどうしたら良い?
原状回復できるDIYを探す方法としては、インターネットで「賃貸専用 DIY」で検索したり、本を購入したりするといった方法があります。
どのくらいの空間をどんな雰囲気に仕上げたいかイメージしつつ、必要な材料をそろえれば、賃貸でも自分の好みに合わせて楽しめます。
<具体的にどんな方法があるの?>
①シールタイプの壁紙
市販されているシールタイプの壁紙は、元の壁の上に重ね貼りができ、剥がす時にも壁を傷つけないので便利です。
ただし、何度も貼ったり剥がしたりすると粘着力が弱まることがあるので、計画的に使用しましょう。
②貼ってはがせる壁紙
こちらもシール式になっていますが、広い面積を一気にきれいに仕上げられます。
専用のカッターやはがし液を利用すれば、本格的に貼り換えたように見せることもでき、きれいに剥がせます。
③ウォールステッカーやマスキングテープ
元ある壁紙に、市販のウォールステッカーを貼り付けるだけでも壁の雰囲気が変わります。
また、マスキングテープをアレンジして壁に貼り付ける、マスキングテープアートというものもあります。
こちらも簡単に貼ってはがせるので、使用しやすいです。
まとめ
賃貸で壁紙を変えたい場合のポイントについてまとめました。
退去時の対策はしつつ、工夫次第でさまざまな方法が楽しめますので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
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