インターネットなどで賃貸物件を検索してみると、物件概要の「引き渡し」の項目に「即入居可」と書かれている賃貸物件を目にすることがあると思います。
早急にお部屋を借りなければならない場合はもちろんですが、お部屋を決めたら新しい生活をイメージして気持ちもワクワクし、できれば早く新居での生活をスタートさせたいですよね。
そこで今回は即入居可物件の意味、またそのメリットとデメリットにはどのようなものがあるのか解説します。
賃貸の即入居可とは契約締結後すぐに住めるという意味
即入居可の物件と聞くと、お部屋の内覧をして気に入ったらその当日や翌日に入居できるイメージを持つ人が多いのではないでしょうか?
しかし実際には内覧後に「申し込み」や「審査」、「契約」や「初期費用の入金」などしなければならないことがたくさんあります。
賃貸物件にはオーナー(家主)が必ずおり、新しく入居する人がどのような人であるのか、家賃はきちんと支払えるのかなどをチェックします。
そして審査に通った人が家主と賃貸借契約を締結し、無事にその物件に入居できるのです。
つまり即入居可の物件とは借主の審査が通り、賃貸借契約締結後であればすぐに入居できるという意味なのです。
即入居可の物件では契約締結後すぐに入居できるようにするために、オーナーはそのお部屋をハウスクリーニングなど済ませて新しい入居者の募集をかけます。
実際にお部屋を借りるまでの流れとかかる最短の日数としては、「内覧・申し込み」→「審査」(1~3日)→「契約など書類のやり取り」(1~2日)→「初期費用の入金」(1~2日)→「鍵の受領」(1~2日)となり、早くても4日以上かかってしまう場合が多いです。
また、物件の引き渡しが完了しても電気・水道の契約やガスの開栓立ち合い、インターネット回線開通工事などすべきことがあり、すぐに新生活をスタートできるわけではないので注意しましょう。
即入居可の賃貸物件のメリットとデメリットを意味から解説!
ここでは即入居可物件に入居する際のメリットとデメリットを解説します。
<メリット>
・クリーニング済みのきれいなお部屋を内覧できる
・費用が安くなる場合がある
・新築などの掘り出し物件がある
即入居可物件は閑散期になると、オーナーも早くお部屋の空室を埋めるために家賃や初期費用を安くすることがあります。
また、新築の物件はそれまで住んでいた人がいないのですぐに入居できます。
<デメリット>
・室内環境が悪い場合がある
・空室が続くのには理由がある場合も
長らく空室である物件は、手入れが行き届いておらず壁や排水溝にカビなどが発生している場合がありますので気になる場合はチェックすることをおススメします。
また、空室が続くのにはお部屋の住みづらさなどの理由がある場合もあるので、入居を検討する際はきちんと確認しましょう。
まとめ
賃貸の即入居可物件について意味やメリット、デメリットを解説しました。
これらの内容を頭に入れ、内覧する際に不安に思ったことや疑問点は不動産屋さんに確認するようにしましょう。
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