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賃貸物件のカーペットにシミができたらどうする?いざというときの対処法と注意点

賃貸物件のカーペットにシミができたらどうする?いざというときの対処法と注意点

賃貸物件のカーペットに、コーヒーをこぼしてシミになってしまった…。
日常生活で起こりうるこんなアクシデント、場合によっては入居者が費用負担をすることになりかねません。
賃貸物件の床がカーペットの場合のシミに対する費用負担における考え方、そして対処法についても見ていきますので、賃貸物件にお住まいならぜひ目を通してみてください。

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賃貸物件のカーペットにシミ!補修の費用負担はどうなる?

国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によると、原状回復とは「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」と記されています。
すなわち、普通に住んでいる範囲で汚れた部分については、元の状態に戻す必要はなく、居住者の故意や過失、通常の使用の範囲を超える場合は居住者が負担するということ。
カーペットの場合、通常に使用しての汚れや家具の跡、日あたりによる色褪せなどは、通常損耗であり借主負担ではありません。
しかし、不注意で汚したシミ、カビなどは借主の負担になります。
たとえば、コーヒーをこぼしたまま放置してカビが生えてしまった場合などは入居者の責任になるので注意しましょう。

賃貸物件のカーペットにシミ!種類や対処法は?

カーペットにシミをつけてしまったときは、すぐに対応することが大切です。
ただし、あわてて拭き取ろうとすると、かえって汚れが広がってしまうこともあります。
まず、汚れが「水溶性」か「油性」かによって適切な対処法は異なります。

水溶性:醤油などの調味料、お茶、コーヒー、果汁、アルコールなど
すぐに乾いた布やキッチンペーパーなどで、つまみ取るように汚れを吸い取ります。
広がらないよう、内側にむかってつまむのがポイントです。
水で拭くと汚れが広がりやすくなるので注意しましょう。
それでも落としきれないときは、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に浸した布を硬く絞り、シミを上からやさしくたたくように拭き取ります。
汚れが戻らないよう、布の場所を変えてこれを繰り返します。
このとき、汚れを布に移し取るイメージでたたいてください。
時間が経ったシミや頑固な汚れは、歯ブラシに洗剤を付けて静かにこすります。
その後、水で濡らした布を硬く絞って洗剤をよく拭き取りましょう。

油性:口紅、ボールペン、油性ペン、食用油、チョコレート、バター、マーガリン、マヨネーズ、カレールーなど
まずは、乾いた布で汚れの取れる部分をつまんで取ります。
しみ込んだ部分は、薄めた中性洗剤をシミにかけて歯ブラシなどで軽くなじませます。
そのあと、水に濡らして硬く絞った布で洗剤を拭き取っていきます。
それでも落ちないようなら、布にベンジンを染み込ませて、シミを軽くたたきながら汚れを布に移し取ります。
ホームセンターなどで市販されている"シミ抜き用洗剤"もあるので、汚れに応じて使ってみるのもおすすめです。

まとめ

賃貸物件のカーペットのシミについて、補修の費用負担や対処法を解説しました。
シミ汚れが部分的だとしても、交換するとなると、構造上カーペットは部屋全体を張り替えることになり、大きな費用負担となります。
汚れないように注意を払い、どうしても落とせないシミは、専門の清掃業者に依頼してみてもよいでしょう。
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