賃貸物件で生活するなかで、同棲したくなったり、出産を迎えたりすることがあるでしょう。
入居当初よりもそこで暮らす人数が増える際には、大家さんや管理会社への連絡が必要なケースが多いです。
ここでは現在暮らしている賃貸物件で、同棲や出産により入居人数が増える際の対応法や注意点をご紹介します。
賃貸物件での同棲で入居人数が増えるときはどうすべき？
現在暮らしている賃貸物件で同棲したいときは、原則として大家さんや管理会社まで連絡が必要です。
その物件で毎日暮らす方の情報はもれなく申告しなければならず、途中から入居する方も例外ではないためです。
同棲を始める前に、現在その住まいを借りている方から大家さんや管理会社まで、入居者を増やしたい旨を伝えてください。
そのあと、新たに入居したい方の情報を指示にしたがって申告し、所定の書類に記入や身分証明書の提出などを済ませます。
その後、所定の入居審査を通過できれば居住が許可され、同棲を開始できます。
なお、2人入居を不可とされている単身者用の物件に現在お住まいの場合、同棲の許可がおりないことが多いです。
それでも同棲したいときは残念ながら転居が必要なので、2人入居が可能な別の物件を一度探してみてください。
子供が生まれて賃貸物件の入居人数が増えるときはどうすべき？
家族で入居できるファミリー用の賃貸物件にお住まいのなかで、出産により居住人数が増えた場合、必要に応じて大家さんや管理会社まで伝えてください。
賃貸借契約書などに子供が生まれた場合の規約があり、居住人数が増えたことを伝えるよう定めているケースがあります。
ファミリー用の住居で暮らす方に子供が生まれることは十分に想定されており、連絡すれば問題なく許可がおりることが多いです。
賃貸物件で入居人数が増えるときに押さえたい注意点とは
その賃貸物件で必要とされる、入居人数が増える旨の連絡をしていないなか、住人の増加が発覚すると退去を命じられることがあります。
これは単身者用の住まいに限らず、複数人で居住できる賃貸物件でも変わりません。
複数人で居住してよいからと、無断で住人を増やすとトラブルになるので、事前に申し出てください。
なお、複数人で居住してよいかどうかは、住居の間取りなどでは判断できません。
その賃貸物件での許容人数は大家さんの判断で決定され、住まいの資料や賃貸借契約書などに記載されています。
何人まで暮らせるのか不明なときは上記の書類を一度確認し、それでもわからないときは大家さんや管理会社まで気軽にお問い合わせください。
まとめ
同棲や出産などで賃貸物件の入居人数が増えるときは、その住まいの管理窓口で一度相談する必要性が高いです。
無断で入居者を増やしているとトラブルになり、退去を命じられることがあるので、事前に問い合わせてください。
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