山形駅付近に住むのならぜひ行っておきたいおすすめの公園とは？

春夏秋冬、季節ごとに色とりどりの表情を見せてくれる山形は、1年を通して豊かな自然を楽しめる魅力的な県です。
美味しい食べものはもちろん名産品や観光名所も多く、一言では語りつくせないほど見どころが満載ですが、そんななかでも今回は山形で暮らすなら押さえておきたいおすすめの公園をご紹介します。

山形駅付近の公園ならまずはもみじ公園（宝幢寺跡）へ

もみじ公園は、江戸時代初期、かつて真言宗の「宝幢寺」（ほうどうじ）という寺院があった場所に、時の山形城主・松平下総守忠弘が江戸の庭師とともに自らの手で作庭した池泉回遊式の庭園です。
「心」の文字をかたどった心字池には鯉が泳いでおり、四季折々の美しい景色を楽しめます。
「もみじ公園」という名の通り、秋が深まるに従って燃えるように鮮やかに染まっていく紅葉の美しさは筆舌に尽くしがたいほど。
紅葉だけではなく春の新緑のみずみずしい輝きもまた格別です。
園内に併設されている茶室「宝紅庵」で、お抹茶をいただきながら風情ある景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。

●所在地：山形市東原町2-16-7
●営業時間：8時から22時（清風荘）※公園は常時見学自由
●定休日：月曜日、年末年始（清風荘）
●アクセス方法：JR山形駅発から県庁行きバス・東原3丁目下車、バス停より徒歩約3分
●駐車場：有

山形駅付近で楽しめる広大な公園！霞城公園（かじょうこうえん）

霞城公園は、延文元年（1356年）に斯波兼頼が築城し、第11代城主最上義光が改修した山形市のシンボル「山形城」の跡地にある広大な公園です。
長谷堂合戦において城郭が霞で隠れて見えず、「霞ケ城」と呼ばれたことから霞城公園と言われるようになりました。
天守閣は現存しませんが、きれいに残っている堀と石垣からは、山形城の歴史と風格を感じられます。
昭和61年に国の重要文化財に指定され、平成18年には「日本100名城」にも認定されました。
現在は約1,500本の桜が咲き誇る山形市随一の桜の名所となり、開花時期には公園内外でライトアップされた夜桜を楽しめます。
周辺には山形市郷土館、山形県立博物館、山形美術館などの施設もあり、山形観光では外せない王道の人気スポットです。

●所在地：山形市霞城町1-1
●開園時間：5時から22時（11月から3月は5時半から）
●休園日：年中無休
●アクセス方法：JR山形駅から徒歩10分
●駐車場：有

まとめ

今回は、山形の観光名所であるもみじ公園と霞城公園について詳しくご紹介しました。
どちらも山形の歴史を感じながら自然の美しさを満喫できるおすすめスポットです。
一度は訪れる価値のある場所なので、ぜひ一度足を運んでみてください。
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