賃貸アパート1階に住むときのセキュリティを高める防犯対策や被害例とは
「1階は防犯が心配だからやめたほうがいい!」といわれることもある賃貸アパートやマンションの1階住居。
家賃が安い、専用庭がついているなど1階ならではのメリットもあるため、あきらめるのはもったいない気がしますよね。
そこで今回は、1階で実際に起きた被害例やセキュリティを高める防犯対策についてご紹介します。
特に女性の方は必見です!
セキュリティ対策の前に知っておきたい賃貸アパート1階に住むときの被害やデメリット
賃貸アパートやマンションの1階に住む際に起こり得る被害やデメリットは主に4つあります。
セキュリティ対策をする前に被害の実情を把握して防犯対策に役立てましょう。
・空き巣被害
1階は当然2階以上よりも侵入しやすく逃げるのも簡単なので、不審者に狙われやすいというデメリットがあります。
警視庁によると被害に遭いやすい時間帯は午前10時から午後4時、侵入経路は玄関や窓周辺などです。
防犯対策が何も施されていない窓であればほんの数秒で窓ガラスが割られ、空き巣に入られてしまいます。
・虫の侵入被害
1階は地面と接していることもあり、ゴキブリ、バッタ、蚊、ハエ、蜂、カナブン、アリなどの虫と室内で出くわすことがあるでしょう。
・外からの視線が気になる
1階は通行人の目線がよく届く高さにあるので、カーテンを開けていると部屋のなかが丸見えになってしまいます。
部屋の雰囲気から入居者が女性であることが分かってしまうと、下着泥棒の被害に遭うなど不審者のターゲットにされる可能性があるので注意しましょう。
賃貸でもできる1階に住むときのセキュリティを高める防犯対策とは
ここでは、上述の賃貸アパート1階で起こり得る被害に対して効果的なセキュリティ対策を4つご紹介します。
・窓ガラスに防犯フィルムを貼る
空き巣は窓からの侵入が7割を占めています。
特にベランダ側の大きな窓は狙われやすいため、防犯フィルムを貼ってセキュリティを強化しましょう。
・サッシの上下に補助錠を取り付ける
一般的に泥棒は、サッシのカギ周辺の窓ガラスだけを手が入る大きさに割って侵入しようとします。
ところがサッシの上下に補助錠が設置された窓の場合はガラス全体を破らないと侵入できないので、泥棒に狙われるリスクを最小限に抑える効果が期待できます。
・カーテンはミラーレースにして覗きを防止する
カーテンは夜でも室内が見えにくいミラーレースにして外の視線からプライバシーを守りましょう。
部屋のなかが見られないので、女性の一人暮らしであることも隠せますよ。
・窓周りに虫対策を施す
窓近辺に虫除け剤を使う、窓を開けっ放しにしない、エアコンのドレンホースにはドレンキャップを付ける、などの対策をして虫の侵入を防ぎましょう。
まとめ
犯罪の被害に遭うことを心配してやめたほうがいいといわれることもあるアパート1階。
セキュリティに不安があるときは、今回ご紹介した賃貸でもできる防犯対策をしましょう。
家賃が安い、広い庭があるといった1階ならではのメリットを活かして楽しい毎日を過ごしてくださいね。